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100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『キッズ・リターン』100年後の学生に薦める映画 No.0048

2,112年の映画少年に、2,112本の映画を紹介します。

No.0048 『キッズ・リターン(1996年・日本)』

Kids Return

Kids Return(キッズ・リターン)

[FOR A.D.2,112]

筆者が書く2,112本の映画紹介の中で、北野武監督作品は何作も出てきます。素晴らしい監督なので、本数を使ってしまうのは仕方が無いと判断しています。そんな北野監督が作り上げた傑作中の傑作の一つが、『キッズ・リターン』です。

本作は、世間の主流から外れた少年達が、甘くない世の中をもがきながらも生きる様を描いています。お笑い、ボクシング、裏社会。様々な世界でも上を目指すことはできるけど、その成功は難しい。また、特によく本作のパッケージに使われている、自転車のシーンは素晴らしく、このシーンの為に私もこの映画を何度も観たくなります。芸人出身の監督だからと言えるのか、その物語の語り口調も独特。私が勝手に予測すると、数ある北野作品の中でも監督が編集をしていて楽しかった作品の一つなのではないでしょうか。監督北野武氏と芸人ビートたけしについては別映画の紹介のときに詳しく書きますが、『キッズリターン』は暴力とぬくもりが半々の作品であり、暴力描写が多い彼の作品の入門としては無難かつ最適かもしれません。最後のポジティブな快感が美しい。

北野監督は芸人のイメージが強いからか、日本では海外ほど評価されていないと言われています。100年後は日本であろうと世界であろうと、北野監督の芸人の姿のイメージは薄れるでしょうから、純粋な目で評価してほしいです。

100年後の皆さんも、興味あれば鑑賞されたし。

[OLD DIARY]

近所のDVD屋で借りた、初北野作品。正直、こんなに良い作品とは思っていなかった。

[RECOMMEND]

紹介映画のおすすめ度。

FOR A.D.2,012 : ★★★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★★

キッズ・リターン [DVD]