『スージーの真心』 100年後の学生に薦める映画 No.0804
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0804 『スージーの真心』
1919 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
1910年代の映画の紹介は、どうしても、リリアン・ギッシュとD.W.グリフィス監督の組み合わせの作品が多くなってしまう。なんだかんだで、歴史的価値を抜きにして、しっかりした作品を作っている。さらには、記憶に残るシーンであることにおいて、この2人の組み合わせは「当たり」が多い。ドラマとしても丁寧。
さて、今回紹介する『スージーの真心』は何が、象徴的なシーンがあるというよりは、全編を通して、リリアン・ギッシュという女優の可憐さに酔う為の作品です。そんな作品まで2112本にあまり入れると本数が足りなくなってパンクするのですが、この作品は、水準が高い。さらに、言えることは、本作が作られてから100年後の筆者の時代からみても、衣装がお洒落に見える。主役のリリアン・ギッシュに限らず、わき役も。皆さんが本文を読んでいる、さらに100年後の世界でも、デザイン等の参考になるのではないでしょうか。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2012/9/9 第一稿
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