『ピエロの赤い鼻』 100年後の学生に薦める映画 No.0810
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0810『ピエロの赤い鼻』
2003 フランス
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
ピエロは子供の頃の筆者にとって納得できない存在だった。あの化粧や鼻は、喋らない立ち振る舞いは、むしろ怖い。子供は泣いてしまう。この不信感のせいかはともかくとして、筆者は本作『ピエロの赤い鼻』の存在は知っていても、鑑賞することはなかった。レンタルDVD屋でスタッフのオススメと書いてあっても、あまり信用していなかったのである。最近、ようやく重たい腰を上げて本作を鑑賞した。物語は、ピエロを演じる父親に不信感をいだくという筆者と同じ境遇?の子供が、その父親のルーツを知っていくもの。戦争とピエロというギャップからして反則級の組み合わせであり、なかなかの良作。時代に消えて行った人の物語は美しい。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞した。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
---------------------------------------------------
written by kiyasu 2013/2/16 第一稿
--------------------------------------------------
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2006/04/28
- メディア: DVD
- クリック: 28回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
その他紹介一覧は