『ロビンフッドの冒険』 100年後の学生に薦める映画 No.0198
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0198 『ロビンフッドの冒険』
1938 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
この映画は『スターウォーズEPISODE4 新たなる希望』を何度か観た後に鑑賞すると、大変心地よく、また、驚きを感じる作品です。そもそも『スターウォーズEPISODE4 新たなる希望』は『2112』内でもっと後ろの番号に配置しているので、先に『ロビンフッドの冒険』を紹介しないでほしいとお叱りを受けそうでありますが。なんだかんだで番号にこだわりがあるのでお許しください。暗号が隠されている…かもしれない。
さて、何が言いたいかというと、本作は70年代に世界が熱狂した、古きよき冒険活劇を再現したスペースファンタジー『スターウォーズ』の、活劇部分の原型の1つだと実感させられる点です。剣戟のシーンを観てください。時間の流れ。テンポが本当に『EPISODE4』のノリ。『EPISODE5』など、後から作られたスターウォーズの他作品とは、あまり似ていませんが。
尚、『スターウォーズEPISODE4 新たなる希望』のストーリーやビジュアルのノリであれば、『ロビンフッドの冒険』よりも『フラッシュゴードン』。後に作られたカラーの映画ではなく、白黒のシリーズを鑑賞あれ。ものすごく似ています。日本では、『スターウォーズEPISODE4 新たなる希望』に影響を与えた作品は、黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』を挙げられることが非常に多いのですが、筆者としては、やはり前述の作品達のシンクロ率の方が強烈。
誰もが好きな連続活劇のDNA。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
近所のDVD屋でレンタル。だったかなあ。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
written by kiyasu 2012/8/17 第一稿
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