『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』 100年後の学生に薦める映画 No.0155
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0155 『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』
1932 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
『2112』の中では、『東京物語』などを紹介させていただいている小津安二郎監督によるサイレント映画。一般的に、小津安二郎監督作品に限らず、この時期の日本サイレント映画の傑作と言われています。筆者も依存はありません。
大人の見る繪本というタイトルはまさにその通りで、子供の視点の映画であるものの、子供が発する言葉は全て大人の心、大人の観客の心に響いていきます。世界的に有名な『東京物語』のように、僅かな心の動きを描いた作品。こんなサイレント映画の頃から、そんな映画を小津監督は作っていたのかと感慨深い。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
大学のライブラリーで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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