『我輩はカモである』 100年後の学生に薦める映画 No.0178

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

MOVIE No.0178 『我輩はカモである』

1933 アメリカ

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

『我が輩はカモである』というマルクス兄弟作品の魅力を伝えるとしましょう。筆者はこの喜劇映画は、心地よく笑えると思っています。さらには、当時のトーキーのチャップリンよりも、自然に笑えると思います。当時のチャップリンは笑いを超えた存在を目指していたのではないかと思うので一概には言えませんが、笑いという一点において、さらにはこの映画においては、チャップリンよりも、私が生きる時代の時代感覚に合っているのではないかと考えます。

筆者はもともと、キツい冗談は苦手な方です。人をバカにするような笑いは特に当てはまり、そういう作品を未来に伝えていいものか、とも思います。なので、伝説的な喜劇映画作家のマルクス兄弟は、本来私の好みに合いません。でも、本作の笑いは、どこか刺が丸く、自然体。

100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。そして、フリードニア万歳！

[DIARY 筆者の思い出]
近所のDVD屋でレンタル。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★