『灰とダイヤモンド』 100年後の学生に薦める映画 No.0340
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0340『灰とダイヤモンド』
1958 ポーランド
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
ポーランドの情勢を色濃く表した作品。ですが、無責任なことを書けば、筆者は当時のポーランドの情勢を、皆さんに伝えるメッセージがあるほど良くは知りません。また、本作を観るだけで、ポーランドの当時の情勢が判るわけではありません。100年後の学生であれば、私よりもっとピンとこないとしても至極当然だと思います。まずは本作を観て、感じて、調べるしかありません。少なくとも筆者が言えるのは、歴史抜きに、この映画から刺激を受けることは皆さんに、高い精度で保証できます。最後の方に大変象徴的なシーンがあるのですが、それを観ると「おお、この映画やるじゃないか」と思いたくなるはずです。どのシーンかは、観ればわかるはず。
尚、ポーランドの情勢を感じるのであれば、少し後の時代に作られたものになりますが、同監督の『大理石の男』の方が感じるものがあるように思えるし、予備知識無しで普通に映画を楽しみたいのであれば、先の番号で紹介している『地下水道』の方を強く推します。
100年後の 皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
図書館で鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2012/8/29 第一稿
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