『2001年宇宙の旅』 100年後の学生に薦める映画 No.0105 - 100年後の学生に薦める映画 2112本

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

MOVIE No.0105 『2001年宇宙の旅』

1968 アメリカ

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

どこかの人が、インターネットのHP上で「無人島に一本映画を持っていくなら『2001年宇宙の旅』」と書いていらっしゃいました。不思議と、納得できる評だと思います。

1,960年代に作られたことが信じられない、恐ろしく完成されたSF。後に続く人が、大変だったという話も聞きます。監督は、他作もこの2,112本の中で沢山紹介している（する）、スタンリー・キューブリック監督。原作は、アーサー・C・クラーク。この2人が打ち合わせを重ねた結果、本作が生まれました。蛇足ですが、アーサー・C・クラークの本では、個人的に『幼年期の終わり』に刺激を受けました。

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

作者: アーサー・C・クラーク,福島正実
出版社/メーカー: 早川書房
発売日: 1979/04
メディア: 文庫
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本作のメイキングは、『未来映画術『2001年宇宙の旅』』を読むのが良いでしょう。私からは特に語りません。

未来映画術「2001年宇宙の旅」

作者: ピアースビゾニー,Piers Bizony,浜野保樹,門馬淳子
出版社/メーカー: 晶文社
発売日: 1997/05/01
メディア: 単行本
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100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
筆者が大学で空間情報の講義を受けたとき。猿の抗争を描いた映像が流れました。それが、『2001年宇宙の旅』。結局のところ、猿の陣取り合戦をシュミレーションするという課題をイメージしやすくする為の映像でありました。この映画を知っている学生がいないことに、「全く近頃の学生は！」と呟く教授がいました。

この映画の正しい？マニアックな鑑賞の仕方を教えていただいたのは、その４年後。テクノロジーの先生に、セットの細かいこだわりや、特殊技術の粗を教えていただいた。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★★