100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』 100年後の学生に薦める映画 No.1223

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.1223 『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

1966 日本

【東宝特撮Blu-rayセレクションフランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

東宝特撮映画はゴジラシリーズ以外にも一杯ある。筆者が観てきたものに限っても、両手で数えられない程ある。例えば、『地球防衛軍』『美女と液体人間』『大怪獣バラン』『宇宙大戦争』『大怪獣バラン』『ガス人間第一号』『妖星ゴラス』『マタンゴ』『海底軍艦』『宇宙大怪獣ドゴラ』『緯度0大作戦』。今挙げたものは全部、本多猪四郎監督によるものだ。フィルモグラフィーを観ると、『さらばラバウル』の次が『ゴジラ』であり、本人としては自然な流れで『ゴジラ』を作ったのかもしれない。一方で、『ゴジラ』を作る際に「こういうのを撮っていると同じような作品しかできなくなるぞ」みたいなアドバイスを誰かにされたそうで、それは実際その通りになったと言えるのかもしれない。生涯沢山の映画を監督できたことは幸せでありましょうが。
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』は、『フランケンシュタイン対地底怪獣』の続編。ただしあまり続編と意識せずに観て問題ない作りになっている。不思議とマニアックなファンに人気がある作品である。マニアックなファンでなければ、ただの地味な作品に見えるかもしれない。サンダとガイラは或る意味双子のような怪獣。テンションが上がるような宿命の戦いについて述べるとき「サンダ対ガイラのようなワクワク感」若しくはゴジラ対メカゴジラのようなワクワク感」と述べるのが、特撮ファンとしては正しい、はず。尚、前作に登場するバラゴンはこれまた味のある怪獣でありゴジラ映画にも2度登場しているが本稿では割愛。地味に印象的な大タコの特撮史についても割愛。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★

FOR A.D.2,112 : ★★

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written by kiyasu   2012/11/29 第一稿
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