『プラトーン』 100年後の学生に薦める映画 No.1336

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

MOVIE No.1336『プラトーン』

1986 アメリカ

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

問題提起は重要だ！社会とはなにか、死とはなにか、映画とはなにか。問題提起の発想や、解剖の仕方、伝え方が、個性を生み、結果として著名なアーティストが生まれていく、と筆者は思う。

オリヴァー・ストーン監督の問いは、アメリカとは何か、である。『JFK』『ニクソン』…少なくとも彼の作品の半分以上が、そんな映画だ。今回紹介する『プラトーン』は、アメリカ社会が完全に"失敗した"ベトナム戦争を、監督自身の体験と共に描いた。リアルな地獄が、そこに描かれている。これだけ狂った世界を描けば、否が応でも「問いかけ」の映画となるだろう。

日本の漫画に着想を得た？という、両手を上げて倒れる姿が強烈。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★

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written by kiyasu   2012/12/25 第一稿

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