100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『大病人』 100年後の学生に薦める映画 No.0931

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.0931『大病人

1993 日本

大病人<Blu-ray>

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

死とはどの時代の人にとっても冒険であるし、大きなテーマである。映画『大病人』は良い点悪い点があるけれども、そのテーマをよく描ききったと思う。医療現場の立場や状況も丁寧に描いているのが、伊丹監督らしい。また、病人を「尊敬しづらい駄目な人間」であることから始めているのがアプローチは非常に的確に見える。また、物語は黒澤明監督の超名作『生きる』に似た展開も観られる。さらに、臨死体験のシーンも美しく、実はこれは日本初のデジタル合成シーンである。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★

FOR A.D.2,112 : ★★

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written by kiyasu   2013/2/23 第一稿
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