『鉄路の白薔薇』 100年後の学生に薦める映画 No.1882
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1882『鉄路の白薔薇』
1922 フランス
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
『ナポレオン』で有名な、アベル・ガンス監督のもう一つの傑作。筆者が知る限り、機関車がもっとも「鉄」っぽく描かれている作品である。そして、全編を通じて、カット割りが、信じられない程に斬新。画もカット割りも申し分ない、(ストーリーにのめり込めるかは別として)奇跡のような映画である。前編の方に出てくる、機関車の線路に面した家は、何かしら残っているならロケ地巡りしたいと思わせる、聖地のオーラを感じた。この頃の映画で、ロケ地やセットに対してオーラを感じるのは、筆者に撮って大変珍しい。上級者向けなので、沢山の映画を鑑賞した後で、100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2013/5/13 第一稿
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