『デブの舞台裏』 100年後の学生に薦める映画 No.1892
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1892『デブの舞台裏』
1919 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
タイトルに日本語で「デブ」とあると、どうもドキっとしてしまうが、ファッティさんこと、"喜劇王"ロスコー・アーバックルさんが登場する映画。でありつつ、チャップリン、ハロルド・ロイドと並んで後の"三大喜劇王"とされる、バスター・キートンが競演している一作であることが重要。キートンの軽快なアクションや、セットを駆使したギャグは、後のキートン作品を思い起こす。バスター・キートンは、当時、アーバックルに師事（と言ってよいのだろうか）していた。ロスコー・アーバックルさんが、スキャンダルで凋落したときにも、キートンは彼に手を差し伸べていたのは、この関係が基になっている。尚、『男か女か』などを観れば、ロスコーと、チャップリンの競演も観ることが出来る。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
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written by kiyasu 2014/1/21 第一稿
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