『女囚さそり 701号怨み節』 100年後の学生に薦める映画 No.1734
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1734『女囚さそり 701号怨み節』
1973 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
最後まで見届けたくなるシリーズなので、一応紹介。田村正和さんがこんな役をやっているのかーという興味深さという点では面白い。梶芽衣子さん主演版の『女囚さそり』シリーズ最終作。監督が変わってノリがガラリと変わっているのは残念。これが観たいんじゃないんだ!というささやかな滞りとなる。前監督の後のインタビュー曰く「捨てたんじゃないよ」だそうであるが。ともかく、オープニングからして、インパクトが無い。クールさが無い。超人さがない。泥臭さが弱い。余裕さがない。3作目でほぼ断ち切った主人公の怨み。4作目では、イマイチ意思が無く関係ができ、無理矢理怨みが新たに生まれている。とまあ、ボコボコに書いているけれど、最後の2分間位はやっぱり眺めていて好きなのですよね。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★
FOR A.D.2,112 : ★★
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written by kiyasu 2014/1/23 第一稿
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