『GODZILLA ゴジラ』 100年後の学生に薦める映画 No.1658
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1658『GODZILLA ゴジラ』
2014 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
蓋を空けてみれば、100年後の学生に薦めるような要素は少ないものの、筆者の時代の友人に「楽しかったよ。ゴジラ好きなら観てみろよ」と言えるレベルになっていた。
1,990年代のアメリカリメイク版が酷すぎた為に、そこそこの作品愛があるものを作れば悪く無い評価になることが予想された本作。ベストだとは思わないが、前アメリカ版と違い、リスペクトに値する作品になった。さらには、映画の完璧さにおいては（演出面や作品構成の評価を重視した場合）、過去の有象無象の日本製ゴジラ映画の大半を上回る出来になっている。
軽くネタバレな感想を述べると、「山根より芹沢だよね」「ゴジラの全体像を中々出さないのが良い」「確かにテキサス人は、渡辺謙のゴジラの発音を笑うかもしれない…」「ハワイの空港で、××に教われる一方で、●○の水が横から迫ってくる、挟み撃ち状態の場面。このへんの数分の場面が本作の最初の頂点。すばらしい。」「また、卵かい！」「ゴジラは善悪超越してほしかったなあ」「余韻やクセが無いのが残念だけど」「このゴジラを日本はミレニアムで作るべきだった…。覚悟があったならば。」と思った。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2014/7/27 第一稿
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