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100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『飢餓海峡』 100年後の学生に薦める映画 No.1800

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.1800『飢餓海峡

1965 日本

飢餓海峡 [レンタル落ち]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

キネマ旬報「オールタイムベスト・ベスト100」日本映画編(1999年版)
というものがある。筆者が学生時代、映画の鑑賞に強く参考にしたランキングだ。
100年後の学生にも参照いただくと良いものだと思う。
 
1位: 七人の侍 (黒澤明監督)
位: 浮雲 (成瀬巳喜男監督)
位: 飢餓海峡 (内田吐夢監督)
 
ここで、堂々の三位に、今回紹介する『飢餓海峡』がランクインしているのだ。
宮本武蔵5部作』など、筆者が大好きな内田吐夢監督作品の中で最も、映画ファンに評価されている一作であると言えよう。
七人の侍』以外聞いたこと無いという人が筆者の廻りでは多いが、まあ観れば良いではないかと言いたい。100年後の学生も、同様である。
 
内容としては、生々しく重厚。
社会派とサスペンスが混ざったような作風。
自然も人間も、深く、底が見えない。
善悪そのものを超越した本作を観ると、薄っぺらいスーパーヒーローものが、馬鹿馬鹿しくなる。
 
好き嫌いはともあれ、
60年代の日本映画がここまで重厚であったことは再考すべきに値する。
筆者の時代では、こんな苦悩を、豪快に、鋭く描けない。
 
筆者は中盤迄は本作がそこまで好きではなかったが、途中から挽回。
筆者は永遠にも続くようにも思われた、最後の場面で圧倒された。
総じて、オススメである。
 
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
 

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★★

 

 

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written by kiyasu   2014/8/25 第一稿
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