『男はつらいよ 葛飾立志編』 100年後の学生に薦める映画 No.1849

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

MOVIE No.1849『男はつらいよ 葛飾立志編』

1975 日本

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

『葛飾立志編』は、『男はつらいよ』シリーズ最高の人気を誇る『相合い傘』の次の作品。16作目。冒頭の西部劇『TIGER KID』の夢のシーンも、前作の海賊に引き続きスケールが大きく、楽しい。なんだかんだで、この作品のあたりまでが、勢いを感じるのは、夢のシーンからも読み取れる。さて、本作は、少女、下宿の女性（マドンナ）、そして、終盤に登場する大学教授の3人が、今回の寅次郎を動かすゲスト。特に、小林桂樹さん演じる大学教授との関係が筆者は好きである。今迄とはちょっと違う終わらせ方をもたらしている。このシーンで、シリーズの中でも、オススメ度をちょっと高くしたくなってしまうのだ。あと、毎度のことであるが、寅次郎と職、寅次郎と結婚、と並び、寅次郎と学問の組み合わせは楽しい。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★

第16作 男はつらいよ 葛飾立志篇 HDリマスター版 [DVD]

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written by kiyasu   2014/9/15 第一稿

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