『グリード』 100年後の学生に薦める映画 No.1851
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1851『グリード』
1924 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督作品。『愚かなる妻』と並んで映画史に残る一本。もの凄い長い作品なのだが、現在は短くしか残っていない。ビジュアル的にも、内容的にも、名作である。デスバレーの決闘の壮絶な撮影エピソードなど、画面だけでは判らない異様な作り込みに狂気を感じる。
最後の地平線に代表されるように、アメリカの描く、欲と、舞台となる世界は、日本とは随分と趣が異なる。日本のように、箱庭のような世界ではない。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2014/9/16 第一稿
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