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100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『ベン・ハー』 100年後の学生に薦める映画 No.1950

【2,112 MOVIES】 1950年代 アメリカ ★8以上

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.1950『ベン・ハー

1959 アメリカ

ベン・ハー 製作50周年記念リマスター版(2枚組)(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

アカデミー賞にて11部門を獲得した、怪物作品。"記憶に残る"傑作の一つ。この映画で倒産寸前のMGMを立て直したとも言われる。未来の学生が、古典として観るには、十分の価値があるタイトルである。ここで言及しているのは1,959年版であるが、1,925年版の『ベン・ハー』も、筆者は高く評価しているので、別途紹介文を読んでいただきたい。時代を考えれば、正直、59年版に劣らない。
 
監督は、ウィリアム・ワイラー。『ローマの休日』を始めとして、記憶に残る名作を作り続けた方である。また、本作によって歴史劇のイメージが強くなったチャールトン・ヘストン氏が主演である。
 
さて、特筆すべきは、やはり、馬がひく戦車レースの場面。スターウォーズ エピソード1』にも引用された。この場面が無いと、『ベン・ハー』らしくないと感じる程である。この場面こそ、古典を観るつもりで楽しんでほしい。
 
もう一つ言及しなければならないのが、作中に登場する、"聖なるあの人"である。この方が、作品を分厚くしている。ただし、大学生のときに筆者が初めて鑑賞した時の感想は「チラチラ存在をほのめかしつつも、大々的に登場してほしく無かった。その方が深く感じるのに。」というものであった。判りやすいからヒットしたとも思うので、文句というほどではなく、筆者の思いのままの好みを述べただけであるが。100年後の学生はどう思われるだろうか?
 
大学時代の筆者と今の筆者で違うのは、ローマやイスラエルを廻った経験があるということである。この経験を踏まえて改めて思い返すと、なかなか深い文脈が組合わさった物語である。日本人の筆者では感じづらいニュアンスが、まだまだあるのだろう。
 
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★★ 

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written by kiyasu   2014/11/6 第一稿
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