『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ -青い瞳のキャスバル-』 100年後の学生に薦める映画 No.2092
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.2092『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ -青い瞳のキャスバル-』
2015 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
筆者は思いの外、ガンダムシリーズを愛していたのだなあと知った一本。
人間、社会、善悪を超越した混沌…。諸々ひっくるめて、通常のコンテンツより、1レイヤー高い位置にいる。過去作の文脈をひっくるめて、今回は尚更、そう思う。そんな意味で『スターウォーズ』シリーズに挑める、数少ない日本のコンテンツの一つだ。
今回は「ここに登場する者達は、いつか、一人の主人公(アムロ・レイ)によって翻弄されるのか」と思うと感慨深い。また、母との別れの場面が美しい。
未来の学生の為に整理して書くと、本作はもの凄く複雑にシリーズが発展している『機動戦士ガンダム』シリーズの一本。所謂、一番最初のシリーズを示す『ファーストガンダム』を掘り下げた作品だ。『ファーストガンダム』のキャラクターデザインなどで、作品に深く関わった安彦良和さんが描いた漫画が原作。『青い瞳のキャスバル』は、旧アニメでは描かれなかった、過去の物語だ。
CGや声優などで議論はあるが、個人的には、アニメにしてこそ盛り上がる作品なので、やる分には良いのではないか?と感じた。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2015/3/8 第一稿
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