『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 100年後の学生に薦める映画 No.2100
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.2100『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』
1981 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
アドベンチャー映画の金字塔。なんでもできる超人的な考古学者インディアナ・ジョーンズ博士による「宝探し」のお話。古き良き映画の楽しさを、再発見した映画とも言える。超ヒットした本作は、VHS時代、テレビ再放送の時代にも乗り、伝説級の作品に昇華した。
キーマンは3人。
1.プロデューサーのジョージ・ルーカス。
2.監督のスティーブン・スピルバーグ
3.主人公役のハリソン・フォード
彼ら3人は本作によって、さらなるステップアップを遂げた。
ジョージ・ルーカス監督が、スパイシリーズ『007』や、映画『黄金』、さらにはいくつもの連続活劇を参考に温めていたアイデアが原作。彼をプロデューサーとし、当時『未知との遭遇』を撮り終えた『ジョーズ』『E.T.』などのスティーブン・スピルバーグ監督がメガホンをとった。ルーカスの『スターウォーズ』が大ヒットする中、ハワイの海辺でお城を造りながら、2人は次回作のアイデアを話していたというお話も残る(ルーカスは大ヒットを予想できず、ハワイに安息の休暇へと出かけていた)。そして、多くの役者のテストを重ねた結果『スターウォーズ』でハン・ソロ役だったハリソン・フォードが役を射止める(ルーカスは『アメリカングラフィティ』に出演したフォードを、『スターウォーズ』に出演させるのも渋った経緯があり、本作も似たような経緯となった)。
トレードマークの帽子とムチ、移動中に画面に表示される地図など、お約束は多い。
筆者の時代でも、考古学者、宝探し、といったお話は、少なからず本作の影響がある。
また、大岩が転がるワナの場面は、映画史に残る有名な場面。
この作品は製作者達も楽しいようで、リメイクや続編の話は度々上がる。
筆者がこの文書を書いている時点では、スピルバーグ監督によるリメイク案が出ているが、どうなるかな。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2015/3/8 第一稿
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