『大怪獣バラン』 100年後の学生に薦める映画 No.1881

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

MOVIE No.1881『大怪獣バラン』

1958 日本

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

東宝映画『ゴジラ』のあと、何作か製作された単品怪獣映画の一本。後に、ゴジラとモスラ（レンタルでキングコング、別会社でガメラ）くらいしか主役をはれる怪獣がいなくなってしまったことを加味すると、主役をはっているバランが感慨深くなる一本。ムササビのような動きが面白く、ちょっと刺激を受ける人もいるのではないかと思う。ゴジラ映画で再登場の話が出ても地味すぎて没になってしまう、『怪獣総進撃』に登場するも小さいサイズのみで全く活躍しないなど不遇な怪獣。尚、怪獣の縮尺バランスから考えると、おかしくはないらしい。筆者は、あの動きはまた観てみたいものだ。さて、この映画は2112本から一度「リストラ」させたのだが、復活させた。あるSFマニアとお話しさせていただいたときに、「この画が素晴らしい」と言われて、強く納得させられたからである。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★

---------------------------------------------------

written by kiyasu   2013/2/2 第一稿

--------------------------------------------------

大怪獣バラン [DVD]

その他紹介一覧はこちら