100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『座頭市物語』 100年後の学生に薦める映画 No.0821

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

f:id:kiyasu:20120714222038p:plain

MOVIE No.0821『座頭市物語

1962 日本

座頭市物語 [DVD]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

目は見えないけど凄腕の剣。実写侍映画の"キャラクター化された人物"の好例。映画だけで何十作、亜流はテレビシリーズを含めれば百以上も作られていく様は、少々不思議な印象を受ける。今回紹介する一作目『座頭市物語』の怪物じみた勝新太郎を見ていると、なおさらだ。当然、判りやすい設定が効いてるのだろうが。
筆者はこの量産される本シリーズがあまり好きではない。勝新太郎さんのライフワークとしてのシリーズ、vs用心棒、お市シリーズ、北野武版、香取慎吾版と、どれも会議室から生まれたような作品な気がしてならない(北野武版はちょっと違うニュアンスな気はするが)。観客の、時代のニーズに合ったシリーズだったのだろうか。でも、個性的で歴史に残りやすいキャラだよなあ。そんなことを思いながら筆者は本作を観ている。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★

FOR A.D.2,112 : ★★

---------------------------------------------------
written by kiyasu   2012/12/27 第一稿
--------------------------------------------------
座頭市物語 [DVD]

座頭市物語 [DVD]

 
その他紹介一覧はこちら