『赤線地帯』 100年後の学生に薦める映画 No.2002
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.2002『赤線地帯』
1958 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
赤線とは、1958年まで政府公認となっていた売春地帯のことである。この映画が公開された1956年に廃止の法が制定された。1956年は時事ネタということで、この赤線を描いた作品が多いので注目である。今回紹介する『赤線地帯』は溝口健二監督の遺作となった一本。舞台は、赤線の中では歴史ある吉原である。落語や歌舞伎ではおなじみであるが、浅草のちょっと北に位置する新吉原(旧吉原は日本橋人形町近くにあったが大火や幕府の政策の影響で移動)。興味ある方は色々調べてみるとよい。映画としては、ラストシーンが筆者は好きだ。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2013/1/27 第一稿
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