100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

100年後の映画少年に薦める『ザ・ロック』

2,112年の映画少年に、2,112本の映画を紹介します。

No.0045 『ザ・ロック(1996年・アメリカ)』ver.1.1

The Rock

ザ・ロック [Blu-ray]

[FOR A.D.2,112]

この2,112本の映画紹介では、アクション映画の紹介は控えめにしています。それは決してアクション映画を低く見ている為ではありません。未来の人にも訴えかけることができるアクション映画は少なめなのではないか?と思っているからです。アクション映画は、映像トリック・スタントなど、技術の総決算。一方で、観客の目はどんどん超えていきます。50年前のアクション映画を私が観た時、やはり、物足りなさや、技術の稚拙さを感じてしまいます。100年後に映像技術がどうなっているか判りませんが、同様の印象を受けるでしょう。

では、アクション映画は、どのような作品をお薦めすればいいのか。個人的には大きく3つのパターンがあると思っています。1つ目は、未来の人でも信じられないアクションがある場合。具体的には、別項で紹介させていただいているジャッキー・チェンの映画が挙げられるでしょう。きっと彼のアクションは未来の人も信じられないはずです。2つ目は、アクション映画の技術の進化の節目や、多くの人がおしかけた映画。これは歴史的な価値があるはずです。3つ目は、アクションと共に、ストーリーが素晴らしい映画。ストーリーにも廃れがありますが、きっと心に残ったり、何か新しい発想を生みだす価値となるはずです。

今回紹介する映画『ザ・ロック』は3つ目のストーリーが素晴らしい映画に当たります。本当に、キッチリと作られたストーリーとドラマ。あまりに出来過ぎているので、アクション映画と分類しない人もいるかもしれません。監督はマイケル・ベイ。『アルマゲトン』『パールハーバー』『トランスフォーマー』など、その時代に生きた人なら聞いたことがある大作ヒット映画を製作し続けている人物です。出演も、スパイ映画の金字塔『007シリーズ』のショーン・コネリー、『フェイス・オフ』『60セカンズ』『ナショナルトレジャー』のニコラス・ケイジと、大作映画で主演となることが多い2人が演じています。

100年後の皆さんも、興味あれば鑑賞されたし。

[FOR A.D.2,112]

近所のビデオ屋で購入。

[RECOMMEND]

紹介映画のおすすめ度。

FOR A.D.2,012 : ★★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★