『ダークナイトライジング』 100年後の学生に薦める映画 No.1583

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

MOVIE No.1583 『ダークナイトライジング』

2012 アメリカ・イギリス

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

『ダークナイトライジング』は、映画ファンを熱狂させた『No.0113 ダークナイト』の続編。バットマン映画の中の新シリーズの3作目です。前作の『ダークナイト』に比べると劣るものの、力作。少々劣って見れるのは、敵役やそれに追随する人々のリアリティが足りなかったのではないか、と筆者は分析しています。新シリーズの魅力はクリストファー・ノーラン監督によるリアリティ。その魅力は、『ダークナイト』の方が活かされていたのではないかと。少々マイナス要素も語ってしまいましたが、最高にカッコよく、鋭く、重量感のある演出は見ごたえあり。それは、映像描写にも精神描写にも当てはまります。前作『ダークナイト』を面白いと思えた未来の学生であれば、鑑賞の価値あり。

100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
筆者は公開時にちょうどロンドンにおりました。地下鉄で隣の人の読む新聞に目が行ったところ、オリンピックの記事に紛れて本作のネタばれ記事があり、自分の目を呪ったものです。・・・はい、蛇足です。

▼ロンドンのIMAXシアターの『ダークナイトライジング』。場所はロンドン・アイの近く。ちょうど公開で行列ができていました。360度道に囲まれた劇場で、地下からでないと入れないという面白い構造。

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