100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『夢のチョコレート工場』 100年後の学生に薦める映画 No.1648

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.1648『夢のチョコレート工場

1971 アメリカ

夢のチョコレート工場 [Blu-ray]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

原作のロアルド・ダール氏の作品郡は、筆者が子供の頃に図書館から借りて読みふけったものだ。毒があるが、抜群に面白い。映画化されたものだと、『父さん狐万歳!』『お化け桃の冒険』、そして『チョコレート工場の秘密(ついでに言うと、映像化はされなかったが続編の『ガラスのエレベーター宇宙に飛び出す』もある)』などがある。『父さん狐万歳!』『お化け桃の冒険』は、2112本の中では、紹介しない。イメージが違う、蛇足がある、映画オリジナルの展開があまり効果的と言えないといった点からだ。何にせよ、是非とも原作を読んでもらいたい。もしくは、子供に読んで聞かせてあげてほしい。
さて、ここで紹介するのは、最初の映画化版の『夢のチョコレート工場』である。貧乏なチャーリー少年が、世界一かつ、厳重な秘密のベールに覆われたお菓子工場に招待される話だ。その、お菓子工場の中が奇天烈なことこの上ない。後の、ティム・バートン監督による、さらに毒々しい作品(それはそれで良作だと筆者は思っているが)に比べると、原作に近い印象を受ける。原作者からするとかなりイメージが違ったようであるし、私のイメージもより挿絵に近いのだが…。個人的に気に入っているのは、チョコレート工場に入る前のくだりが、映画にしては丁寧であること。工場内からはちょっと違うかな。100年後の学生も興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★

FOR A.D.2,112 : ★★

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written by kiyasu   2014/7/21 第一稿
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