100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1840『チャップリンの替玉』
1916 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
この時代の
チャップリン作品の中では、判りやすく楽しい一本だと筆者は考えてる。
チャップリンらしさはおいておいて、無茶苦茶なブラックジョークも少ない。エスカレーターが初めて映画に登場した作品であり、これを駆使したギャグが楽しい。時代は大正。日本では浅草の映画街が大発展し、一方で、
日本橋付近では
三越などの大商店が登場(勿論エレベーターも!)。そういう時代を、アメリカ映画でも反映しているのだ。高層ビル、大商店、映画。この時代のモダンなものが、この映画から匂ってくる。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2014/9/14 第一稿
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