100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『雨月物語』 100年後の学生に薦める映画 No.2001

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.2001『雨月物語

1953 日本

雨月物語 [DVD]

 

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

日本映画の歴史の中でも重要な作品。100年後の学生が日本及び世界の映画の歴史を学びたいのであれば、必須だ。
溝口健二監督の金字塔の作品。太平洋戦争があけて復興し始めた1,950年代。黒澤明監督作品の『羅生門』や、小津安二郎監督作品の『東京物語』と同様に、世界に向けて、日本映画の地位を押し上げた作品の1つである。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を始めとして、国内外にて存在感を示したのだ。日本映画が地位を得た作品であろう。世界の映画史視点でいえば、この頃が日本映画の黄金期であったと言える。
この映画に興味を持ったら、『西鶴一代女』『山椒大夫』『近松物語』までは鑑賞をお薦めしたい。いや、興味を持たなくても、本当はお薦めしたい。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★★

 

雨月物語 [DVD]

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written by kiyasu   2014/12/30 第一稿
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