『二十四時間の情事』 100年後の学生に薦める映画 No.2049
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.2049『二十四時間の情事』
1959 日本・フランス
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
この映画は未来にも残しておきたい。フランスと日本の合作映画であり、両国のコラボ映画の中で最も美しく価値ある作品かもしれない。『二十四時間の情事』というタイトルだと想像がつかないかもしれないが、原題は『Hiroshima mon amour』。被爆地広島を舞台にした映画だ。1950年代、広島や原爆というキーワードが、「作品」としても登場するようになった時代。その中でも特筆すべき作品だろう。当時の広島の映像を含めて、歴史的に価値は強い映画である。また、ヌーヴェルヴァーグの映画としても優秀な作品である。監督はアラン・レネ氏。『夜と霧』『去年マリエンバートで』など歴史的に残る作品を作り上げた監督だ。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★★
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written by kiyasu 2015/1/25 第一稿
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