『情婦マノン』 100年後の学生に薦める映画 No.2101
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.2101『情婦マノン』
1950 フランス
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
死と愛を描いた、狂気の傑作。最初は淡々と進むようにも見えるのだが、最後の一連の場面に圧倒された。自分の人生ではこんな境地に行き着くことはないだろうし、この境地が人間の全うな思考だとは思わない。だが、とんでもなく凄いと思った。監督はアンリ=ジョルジュ・クルーゾー氏。ニトログリセリンを運ぶ映画『恐怖の報酬』でも、やはり狂気が描かれていた。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2015/4/5 第一稿
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