100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』 100年後の学生に薦める映画 No.0480

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.0480『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る

2012 日本

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

100年後の「アイドル」はどんな存在であろうか。未来の皆さんにとっては大したことない変化かもしれないが、筆者の時代からみると大きな転換を迎えているのかもしれないので、具体的に述べておく。この映画紹介一覧の中の一作として、「これぞアイドル映画!」と筆者が紹介している80年代の映画がある。アイドルの清純さにスポットを当てており、彼女達の思考には興味が無いものである。その30年経った時代のアイドルが全く違う存在に昇華しつつあることを思い知らされるドキュメンタリー映画が、今回紹介する『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』である。
1つ前のシリーズ1作目では彼女達が、従来のアイドル達と異なり「考えている」ことにスポットが当てている。自分やメンバーのポジションを冷静に判断している姿が、印象的だ。そして、2作目の本作は、彼女達が「戦っていること」が判る一本である。とんでもなく、濃密で、過酷な戦いだ。有名になれるというリターンがあるとはいえ、狂気を感じることさえある。ファンは彼女達の思考や戦いからにじみ出たものをドラマとして読み取り、応援して行く。あまりの過酷さと感情の起伏を目の当たりにし、筆者は自分の人生さえも見直し始めてしまったほどだ。
自分でもファンではないAKB48の映画にここまで高いオススメ度をつけると思っていなかったが、未来の皆さんにとっても考えさせられるものであると思う。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★

FOR A.D.2,112 : ★★

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written by kiyasu   2013/3/7 第一稿
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