『キートンの探偵学入門』100年後の学生に薦める映画 No.0047
2,112年の映画少年に、2,112本の映画を紹介します。
No.0047 『キートンの探偵学入門(1924年・アメリカ)』
Sherlock, Jr.
[FOR A.D.2,112]
喜劇の王様、チャップリンを知っている、というのは古い映画を語る上で常識となります。彼は、映画のアイコンとなった俳優のひとり。彼を超える映画のアイコンを挙げる方が難しい。しかし、チャップリン以外にも喜劇役者は沢山いました。その代表格と言われ、ライバルとも言われたのが、バスター・キートン。体を張ったアクション、石のような表情が特徴です。
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今回紹介する、『キートンの探偵学入門』は、そんなキートンの傑作の一つです。物語の構造にスポットが当てられやすい本作。この物語の構造にインスピレーションされたと言われる作品として、別項でも紹介している、ウッディ・アレンの『カイロの紫のバラ』が挙げられます。筆者としては物語よりも、そのアクションがシンプルに面白かったです。
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この他にも、『キートン将軍』『荒武者キートン』『キートンのセブンチャンス』などに触れてみてはいかがでしょうか。他にも、傑作は沢山あります。インターネットで彼のアクション集の動画などを探してみるのも良いかもしれません。
100年後の皆さんも、興味あれば鑑賞されたし。
[OLD DIARY]
大学のライブラリーで鑑賞。
[RECOMMEND]
紹介映画のおすすめ度。
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★★