100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

スターウォーズ3D EPISODE1

2,112年の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ。

番外メモ: 『スターウォーズ3D EPISODEⅠ(2012年2月10日・アメリカ)』

STARWARS 3D EPISODE 1

Star Wars: Episode I. 3D

 

【変更点について】

Q. 3D版で変更はあるのか

A. ポッドレースの一場面など、3D効果を盛り上げる為に修正された箇所がある。これが、Blu-ray版からのアップデートになる。

Q. そもそも、どのように変更されてきたのか

A. 下記3段階。日本のサイトであまり紹介されていない、ジャバ登場シーンについても言及してみました。

  1.劇場版  こちらがオリジナル。今観ようとしたら、ビデオ版を手に入れる必要有り

  2.DVD版 ポッドレースが長くなる。具体的には、選手紹介、ポッドレースの2週目、ワトーが「セブルバ」と叫ぶなど。エアタクシーで出発するシーンが追加され、ジャージャーとアナキンのコミュニケーションが追加。オーン・フリー・ター議員の側近を人間から同族のトワイレック人に差し替え。

  3.Blu-ray版 有名な変更はヨーダがパペットから、EP2-3同様のCG使用になったこと。マイナーな変更点は、ジャバ・ザ・ハット登場のシーンで観客の反応に歓声が一つ加わったこと(私的には、ジャバ自身の声も、音質が微妙に変わっている気がしていたのですが、最近は視聴環境のせいかもしれないと思うようになりました。)。また、ポッドレース実況のフォード・ビートのCGミスが修正されている。

→変更点2-3が、我々が劇場で初めて観れるシーン、となります。

 

【評判について】

Q. アメリカでは3D版は評価高いのか

A. 大きな変更点もないことから、絶賛・興奮している人は少ない印象。冷静に分析している評が多い気がします。

Q. 興行収入はどうなのか

A. 初登場4位(週ランキング)。新作が少なく、ライバルが少ないところを狙えば、1-2位を狙えたかもしれない数字であった。ただ、既にそんなにライバルがいない月なので、今回の4位が実力と言えなくもない。ルーカスの別映画『Red Tails』は、スター・ウォーズよりちょっと前に公開して、2位。こちらの方が、他の映画の状況からして1位を狙いやすかったという点では残念な結果。ルーカス的にも『Red Tails』の方は1位にしたかったはずで、その為に公開時期を色々考えていたと思う。。『Red Tails』は今のところ、CGは素晴らしいけど人間ドラマはちょっと・・・みたいな一般評が多い。私は未見なので何とも言えませんが。良かったニュース?としては『スターウォーズEP1』は3D版を公開したことによって、興行収入記録が伸びたことが挙げられるでしょうか。

 

【過去に公開した記事】

現地時間にて明日公開。日本では3月16日公開。EPISODE3公開時はアメリカまで観に行きましたが、今回は特に大盛り上がりする劇場はないでありましょうから行きません。スターウォーズ公式ページもテンションが上がるような見せ方や情報を出してきませんし、平然としております。普通、公開直前ならTOP記事は「QUEEN AMIDALA IN EPISODE I 3D」にしないと思いますが。。。1,999年あたりからほぼずっと、公式ページを定点観測してきましたが、最近はちょっと意図がよく判らない。一方で、ジョージ・ルーカス監督のインタビューや、公開日設定の意図は判り易くなっています。「ルーカス監督の引退宣言インタビューについて」という文章が書きっぱなしなので、そのうちお見せしたいです。

3Dについては、物凄く前から話があったにも関わらず、まだ環境が整っていないと先延ばしになっていた。結果として、アバターがヒットしたさらに後の2012年。本当は、特別編・DVD版・Blu-ray版と改変され続けてきた追加シーン等で盛り上げた方がいいのでしょうが、流石にBlu-ray版が出た後なので厳しいのかな。「折角Blu-ray買ったのに、もう違うバージョンを出すのか!」と不満が出そうな気がする。それでも、ファンは映画の中から新しい発見をしたいと思っているはずですが。

 

 

 随時、加筆中