100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『瞼の母』 100年後の学生に薦める映画 No.0311

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

MOVIE No.0311『瞼の母

1962 日本

瞼の母 [DVD]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

映画『瞼の母』。サイレント版も印象的ですが、本稿では1,962年版をご紹介。原作の長谷川伸さんは、先に紹介している『関の弥太っぺ』に代表するように、任侠もののスペシャリスト。それとも、開拓者と言うべきでしょうか。『瞼の母』は、母親と生き別れていた長谷川伸さん本人の体験が色濃く反映された重要作。筆者は『関の弥太っぺ』を超えるものはないと思っていますし、本作は突き抜ける何かが足りないとは思うのですが、母親との会話のシーンが素晴らしく、やっぱりお薦め。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDをレンタルして鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★★

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written by kiyasu   2012/8/21 第一稿
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