『化学研究室のトーマス・エジソン(Mr. Thomas Edison at Work in His Chemical Laboratory)』 100年後の学生に薦める映画 No.1815
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1815『化学研究室のトーマス・エジソン(Mr. Thomas Edison at Work in His Chemical Laboratory)』
1897 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
映画の発明者の一人である、エジソン氏が働いている姿である。こんな映画紹介する必要ない!と考える方もいると思いますが、紹介したい。エジソン氏に限らず、メリエス氏、リミュエール兄弟のように、初期の映画には発明者ご本人がコンテンツになっていることが多い。経緯は諸々であるだろうが、これは筆者の時代のIT企業の社長と似た傾向だと思っている。自分の意志を間違いなく伝え、広告宣伝費も払う必要が無い経営者自身が、キャラクター化してメデイアに登場するのだ。エジソン氏は当時から有名であったはずだが。尚、エジソン氏は自身の出演に留まらず、『INVENTOR EDISON SKETCHED BY WORLD ARTIST』では当時の風刺画家に自分の似顔絵を描いてもらう映像も撮っている。そんなものまでコンテンツになるのか。
尚、筆者自身は子供の頃はエジソン氏の伝記を何種類も読むほど好きであったが、大人になってからイメージは変わってしまった。エジソン氏へのリスペクトに変わりはないが、彼の弟子や部下達の意思や考えの方が共感することが多くなってきたのである。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
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written by kiyasu 2013/3/12 第一稿
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