『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』 100年後の学生に薦める映画 No.1099
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1099『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』
2012 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
絶賛も批判も散見される一本。『序』『破』に続く、3本目のヱヴァンゲリヲン新劇場版。構造は簡単で、カッコいい絵になるシーンと、難解に見える文脈によってできている。後者は正確には、製作者によって弄ばれているとも言える。前者で楽しませてもらっている反面、後者は少々狡い。ラストシーンも観客の立場からすると、拍子抜けで終わってしまった感があるが、しかしこの演出も、製作者の掌の上の感覚が半端なく、とはいえ製作者の意図は判るので文句を言いづらい状況が出ている。観客が反論するにしては、その壁は分厚すぎるのだ。なんと狡い映画か。それでも楽しませていただいているので、文句はいいづらい。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
劇場で鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2013/1/24 第一稿
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