『北京的西瓜』 100年後の学生に薦める映画 No.0912
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0912『北京的西瓜』
1989 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
異文化交流を描いた作品の中でも、かなり個性的な作品。日本の八百屋さんが、中国の留学生に野菜をまけることから始まる物語。なんと、実話であります。人助けへの覚悟を含め、考えさせられる作品。
未来の皆さんにはピンとこないと思う箇所があるので説明しておきます。後半の中国撮影ができていないのは、天安門事件が撮影前に起こった為です。これを、映画の"詩人"である大林監督がメタ視点で語っているのが印象的。
100年後の日本と中国の関係はどうなっているのでしょうか。筆者がこの文章を書いている時点では、領土問題でまた交流がこじれているのが悲しい。100年後の 皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
近所のレンタルDVDを活用して鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2012/8/23 第一稿
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