『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 100年後の学生に薦める映画 No.1227

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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2007 アメリカ

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

人気シリーズの第三作目。筆者がどうしても納得できない一作目、四作目は紹介しない。本作は最後の戦いのシーンが必見であり、DVDでも繰り返し鑑賞した。一方で、その戦いに至るまでのストーリーは、少々強引な印象を受ける。

筆者が鑑賞前に友人と会話した言葉を残しておく。「パイレーツ・オブ・カリビアンは、スターウォーズシリーズを踏襲しているんだ。ただし、主人公はハン・ソロの立場であるジャック・スパロウ。物語は、スターウォーズ・エピソード6のようになるはずだ。まず、ハン・ソロを救出する必要がある。最後は、ルーク（ウィル）とヴェイダー（ウィルの父）が対峙して、結果的にヴェイダーは皇帝（デイヴィージョーンズ）を倒す。ヴェイダーと和解させるのは息子でないとドラマが盛り上がらないから、主人公のハン・ソロ（ジャック）はサポートに廻りつつも存在感を示さなければならない。オチとして、ヒロインは、ルークとソロのどちらにくっつくか。スターウォーズでは、ソロだったけど、今回ばかりはルークにくっつかないとオカしいよね。つまり、ソロは２人と距離をおかなければならない。あと中盤でのヒロインの立場が気になる。彼女の物語を動かす力が弱くなっているので、どこかで恋愛以外の展開を担うパワーアップ設定がされるかも。それから、主人公達を助けるランド役が誰になるか。バルボッサか新キャラの中国人になるよね。ミレニアムファルコン号は、ブラックパール号に置き換えてもらって、デススターに挑むような形で最終決戦になる。最大の問題は、第2作でボクがファンになったノリントンの立場だ。新キャラの中国人までいるとなると、彼、どう考えても、見せ場を作る隙間がないんだ。当て馬にされるのが怖くて観ていられない。」こんなことを考えながら、新作を待つのである。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★

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written by kiyasu 2013/1/2 第一稿

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