100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『次郎長三国志(東映版)』 100年後の学生に薦める映画 No.1201

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

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MOVIE No.1201『次郎長三国志(東映版)

1963 日本

次郎長三国志 [DVD]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

そもそも『次郎長三国志』には大きく2つのシリーズがある。東宝版と東映版だ。前者は、幻の傑作と言われてきたもので、もの凄くコアなファンなら知っていたやつだ。最近では、スタジオジブリの鈴木プロデューサーのプッシュと、人気漫画ワンピースの作者の尾田栄一郎氏によるデザインの箱によって、再び世に(ちょっとだけ)出た。ニュースにもなっていたので、このエピソードで判る人もいるかもしれない。それでもって、今回筆者が紹介するのが、後者の東映版の1作目。残念ながら本シリーズを話題にする人に会ったことがないのだが、素晴らしき良作。ちなみに、筆者が、最後に浅草の名画座で観た作品群でもある。『隠密七生記』『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』そして『次郎長三国志 第一部(東映版)』。ただ、続く『第二部』『第三部』は、残念ながら『第一部』ほど面白くは無い。期待して損したというのが正直な感想だが、期待してしまう程良かった『第一部』の素晴らしさを再認識させてくれる。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
名画座で鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★

FOR A.D.2,112 : ★★

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written by kiyasu   2013/10/18 第一稿
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