『犬の生活』 100年後の学生に薦める映画 No.1689
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1689『犬の生活』
1918 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
オススメ度はそこそこ高い。ただし、鑑賞当時の筆者の"心動かされ度"は低かった。後のチャップリン作品に比べると劣るからだ。ここでは、チャップリンの歴史として重要な作品としての、高めのオススメ度が設定されていると思ってほしい。
纏めると、後のチャップリンのスタイルが出来上がった作品であった。チャップリン研究家の言葉を聞いてなるほどと思ったのだが、性的に卑猥ではなく、やさしさを感じる弱者になっていったのはこの頃であった。その他、秘密主義など、いくつかのターニングポイントができるのもここであった。色々と、興味深い証言が多いのが本作である。猫ではなく、犬なのもチャップリンらしい。
尚、筆者の時代だと、テレビ番組『笑う犬の生活』のタイトルの元ネタだよ、というと、一定年齢以上であれば通じる。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2014/8/3 第一稿
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