100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

『恐喝(ゆすり)』 100年後の学生に薦める映画 No.1957

100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ

f:id:kiyasu:20120714222038p:plain

MOVIE No.1957『恐喝(ゆすり)』

1929 イギリス

恐喝(ゆすり) [DVD]

[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]

イギリス時代のヒッチコック監督が撮影した作品。サイレント版の予定だったものが、撮影中に変更になり、トーキーに作り替えた一本。イギリス初の、トーキー映画である。ミュージカルでも、ただの恋愛でもなく、サスペンスというジャンルに、最新鋭のトーキー技術を使ったという英断が興味深い。『下宿人(1927年)』等でサスペンス映画の才能を開花させたヒッチコックは、さらに、トーキー技術に新しい可能性を示したと言える。まだまだ、1920年代の作品だったのか、と思うと興味深い。尚、英語版のタイトルは『black mail』である。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。

[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★

 

恐喝(ゆすり) [DVD]

恐喝(ゆすり) [DVD]

 

 

 

---------------------------------------------------
written by kiyasu   2014/11/16 第一稿
---------------------------------------------------