『ノンちゃん雲に乗る』 100年後の学生に薦める映画 No.2066
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.2066『ノンちゃん雲に乗る』
1955 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
ベストセラーの児童文学の映画化。筆者の時代では、あまり知られていない児童文学になってしまったが…。原節子の復活作としても話題になった一本である。
映画としては、佳作。記憶に残りづらい。筆者は3度程鑑賞したのだが、それは「どうも前回は真面目に鑑賞できなかった。作品に失礼だ。もう一度鑑賞すれば名作に感じるかもしれない」を繰り返した為である。結論としては、やっぱり、映画としては普通なのではないか、というところだ。当時鑑賞した人には思い出の作品になるかもしれないが…。
とはいえ、「ちょっと隣の異世界の入り口に入った」という物語展開の系譜としては重要。日本人の死の世界観に近い所でもあると思うし、そこは、鑑賞していてグっとくる。筆者の時代だと、宮崎駿監督が、この異世界の世界観を描いている(ように見える)。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2015/2/8 第一稿
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