『セバスチャン・サガルド/地球へのラブレター』 100年後の学生に薦める映画 No.1892
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1892『セバスチャン・サガルド/地球へのラブレター』
2014 フランス・ブラジル・イタリア
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
写真家セバスチャン・サガルドさんの人生と、カメラにおさめてきたものを、映画にした作品。中盤の人類の愚行を世界中をまわって見つめて行く様には圧倒される。この人は、どれほどの死を観てきたのか。しかし、死に溢れた世界は、筆者の知らない世界で溢れていたのである。後半の死の対比と成る新展開も含めて、100年後の学生が考えるピースに満ちている。あと、年老いた彼が、息子と写真を撮る姿は、全く別の映画に例えるなら、年老いた戦士が登場する作品のようであった。分厚い人だ。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
劇場で鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2015/9/6 第一稿
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