『素直な悪女』 100年後の学生に薦める映画 No.0838
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0838『素直な悪女』
1956 フランス・イタリア
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
この映画を観る前に頭に入れておくべき情報は「ブリジット・バルドーが一躍セックス・シンボルになった映画」であるということだ。セックスシンボルとは何だろうか?マリリン・モンローもセックス・シンボルと言われたが、どういう過程でそうなるのであろう?そんな疑問は、冒頭で払拭する。男性の心を惑わす演出が、冒頭から、おそらく貴方の想像以上に描かれている。本作の原題は『そして神は…女を創造された』であり、完全に男性視点の映画。若きバルドーはこの映画を境に監督と離婚し、作品と一緒に、男性を惑わす奔放なイメージがついていく。余談だが、セックスシンボルと言われる女性は、どこか精神が脆く自殺願望があるのは気のせいか。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2017/5/3 第一稿
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