100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

アメリカの映画本『Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era』が素晴らしい

ニューヨーク行ったときに購入。

タイトルの通りなのですが、 『Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era』という本が素晴らしい。

 

 

Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era

 

 

1.映画のセレクト

月世界旅行』『カビリア』『大列車強盗』『吸血ギャング団』『黄金狂時代』『M』『フリークス』『赤ちゃん教育』『死刑執行人もまた死す』 『第三の男』『お熱いのがお好き』...と適当にピックアップしましたが、「判っている!」というセレクト!

『赤ちゃん教育』『死刑執行人もまた死す』なんて結構無視されちゃいそうなものじゃないですか。こういうのを選んでいる時点で、素晴らしいの一言。

  

2.映画ごとに見開きページの判りやすい解説

上記に挙げられた映画は、見開きページで、しかも記憶に残る名場面をピックアップして載せている。つまり、ポスター写真を1枚だけ載せるなんて野暮なことはしていないのである!。

 

3.映画の歴史もトピックごとに判りやすく解説

ポイントをついた整理がされている。

 

個人的に「この本をデジタル教科書っぽくしたらこうしたい」とか「日本映画をこういう風に組み込みたい」とか妄想や欲は尽きないのですが、稀に見る名著の一つだと思う。

Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era

Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era