アメリカの映画本『Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era』が素晴らしい
ニューヨーク行ったときに購入。
タイトルの通りなのですが、 『Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era』という本が素晴らしい。
1.映画のセレクト
『月世界旅行』『カビリア』『大列車強盗』『吸血ギャング団』『黄金狂時代』『M』『フリークス』『赤ちゃん教育』『死刑執行人もまた死す』 『第三の男』『お熱いのがお好き』...と適当にピックアップしましたが、「判っている!」というセレクト!
『赤ちゃん教育』『死刑執行人もまた死す』なんて結構無視されちゃいそうなものじゃないですか。こういうのを選んでいる時点で、素晴らしいの一言。
2.映画ごとに見開きページの判りやすい解説
上記に挙げられた映画は、見開きページで、しかも記憶に残る名場面をピックアップして載せている。つまり、ポスター写真を1枚だけ載せるなんて野暮なことはしていないのである!。
3.映画の歴史もトピックごとに判りやすく解説
ポイントをついた整理がされている。
個人的に「この本をデジタル教科書っぽくしたらこうしたい」とか「日本映画をこういう風に組み込みたい」とか妄想や欲は尽きないのですが、稀に見る名著の一つだと思う。
Movies: From the Silent Classics of the Silver Screen to the Digital and 3-D Era
- 作者: Philip Kemp
- 出版社/メーカー: Rizzoli Universe Promotional Books
- 発売日: 2013/09/10
- メディア: ハードカバー
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