100年後の学生に薦める映画 2112本

未来の皆さんに価値ある2112本の紹介を目指します。100年後に現在の映画ビジネスは無くなっているという前提。

100年後の映画少年に薦める『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

2,112年の映画少年に、2,112本の映画を紹介します。

No.0052 『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年・アメリカ)』

Back to the future

 

バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]

[FOR A.D.2,112]

愛されている映画とは本作のようなことを言います。製作された1,985年から2,012年に至るまで、本作品のTV放映は高視聴率を収め、DVDは記録的な売り上げ。そんな大衆向け作品でありながら、この作品を批判する人は少なめ。さらには映画サイトでも高得点の評価をキープしています。Blu-rayが発売された際も、人々は変わらずこの作品の魅力を語っていました。勿論知名度は、トップクラス。シリーズものとしての『スターウォーズシリーズ』『インディジョーンズシリーズ』『ターミネーターシリーズ』『007シリーズ』といったライバルに匹敵します。作品のクオリティは当然のところ、ちょうどビデオが普及し始めた時期であったことと、テレビで何度も放送されたことが、この作品の知名度を確固たるものにしていると言えるでしょう。

私が本作を好きでいるのは、1.シリーズを通して細かい演出やリンクが丁寧に張り巡らされている点、2.小道具からトークまでユーモアがあり誰も不快にさせない世界が作られている点、3.過去の映画や時代にリスペクトを払われている点、が挙げられます。特に1について詳しく書くと、第1作にして、最大級の小ネタと撮影秘話の宝庫。知れば知るほど面白い。有名なネタは「時間の改変でtwine pine mallがlone pine mallに変わること」「曲を担当しているヒューイ&ルイスがカメオ出演。」「ジョーンズ肥料屋さんはシリーズで3回ともでてくる」など。こういった子ネタ集については、数が多すぎるので、別項を設けさせていただきます。

//※メモ※こんな感じネタ集のを別項でウン百書きたい

「アメが減る」「ポケットのペンが変わる」「アインシュタインの首につけていたストップウォッチのデザイン変わる」「リビア人のドライバーの役者が変わる」「選挙ポスターの向きが変わる」「名前はスペースゾンビになりそうだった。」 「母親が息子に恋をする、はディズニー的にNGだったので採用してもらえなかった」「スターウォーズスタートレックとETを混ぜたシーン」「ドク役はオーディションで何もしゃべらなかった。」「ジョーンズ肥料屋さんは3回ともでてくる」「アインシュタインははじめはチンパージの設定だったが、統計上チンパージーで成功した例がない、ということで犬になった」「ヒロインのなまえロレインはユニバーサルの社長の奥さんの名前」「時計台のシーンが冒頭のドクの家にて再現されている」「CRM114」「曲を担当しているヒューイ&ルイスがカメオ出演。自ら批判されていた"うるさすぎる"とダメ出し」「ロイドの用心無用のオマージュ」「演奏シーンはカットするって話もあったけど試写会までは残してみたら反響が良かったので残した」「ヘアドライヤーの場所変わる」 「twine pine mallがlone pine mallに変わる、過去で2本あった松の木を一本おってしまったから」「マーティはどの時代にいっても新聞で西暦を確認します」「マーティは初期の脚本の設定が一人っ子」

 100年後の皆さんも、興味あれば鑑賞されたし。

[OLD DIARY]

映画館・映画会社公認のトリビアネタを喋るイベントもやった。ここで得た知識はどこかで活かしたい。。

[RECOMMEND]

紹介映画のおすすめ度。

FOR A.D.2,012 : ★★★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★★

バック・トゥ・ザ・フューチャー 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】