『さびしんぼう』 100年後の学生に薦める映画 No.0240
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0240『さびしんぼう』
1985 日本
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
映画『さびしんぼう』は男性視点の青春をユニークに、詩的に、美しく描き上げた傑作である。過去も未来も、全てが柔らかく包まれている。この映画の為なら、時間を割いて良いと思えた作品である。物語の構造で冷めると言う人もいるが、そんな些細なことに頭を使うなんて勿体ない。
不思議なもので、大林宣彦監督作品は、大抵「観たくない」オーラを筆者に放っているのだが、実際に渋々?鑑賞すると、最高得点に近いほど、本作のように「また観たい」好きな作品となっている。未来の皆さんも地味だと思って食わず嫌いしてほしくない。オススメ度★累計8つとしているが、別大林作品の映画『ふたり』に★累計9つを譲っただけであり、筆者の好みとしては上位に位置する。100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2013/4/30 第一稿
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