『The Heart of the World』 100年後の学生に薦める映画 No.2017
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.2018『The Heart of the World』
2000 カナダ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
カナダで作られたサイレント映画。未来の皆さんが注目すべきはその製作年。本作は、西暦2,000年に作られた。つまり、サイレント映画全盛期とはかけ離れた21世紀に作られた映画なのだ。日本ではほぼ紹介されなかったが、海外の文献を読むと少し登場する。大体言われていることは、『戦艦ポチョムキン』に代表されるようなソヴィエト映画の編集が思い起こされること。勿論、ソヴィエト映画だけでなく、セシル・B・デミルや、アベル・ガンスなどの映画ー。言うなれば、あの頃作られたサイレント映画の素晴らしさを嫌でも再発見してくれるよね、という映画である。サイレント映画と今の映画は別もののジャンルであるとも考えさせられる。映画の内容としては筆者は並の評価しかしていないが、企画としては確かに良いものであったと考える。未来の学生の皆さんも課題のついでにサイレント映画を作ってみてはいかがか。できる限り、当時のモンタージュ法を使って。発見があるかもよ。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
上に書いた通り。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2013/5/11 第一稿
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